こんにちは。
Daisukeです。
この記事では、自分の過去について書きたいと思います。
いじめられた幼少期
両親は自営業で、稼いだお金は子供のために使う、お盆とお正月に年にトータルで1週間半ほどしかない休みを全て子供のために使う。そんな家庭で育ちました。
小学校に入る前には、塾にも通わされ、自分のやりたい習い事だった野球やサッカーにも通わせてもらうことができました。
塾に行って、成績が良ければ親に褒められる、野球やサッカーで試合に出て、活躍すると親やコーチに褒められる。褒められることが大好きだった僕は、とにかく勉強もスポーツに狂ったようにハマります。
典型的な褒められて伸びるタイプの少年でした。
小学校に入ると、勉強やスポーツができた僕は、良い成績、体育では運動ができて目立てる。
そんな状況下で、足が速いからという理由でバレンタインではチョコをもらったり、女の子に告白されたりとその辺の男子よりもいい思いをしました。
人生にモテ期は2度来ると言われますが、ここで1度消化したんだろうな…と思うような時代でした。ずっとこの状態が続けばな〜と思っていました。
しかし、そんな状況だったからか、同じクラスだった男子の一部の生徒に嫉妬され始めます。
僕は野球やサッカーをやっていた関係で髪の毛は短めのスポーツ刈り、顔は縦に長く、輪郭もシャープ、なので人より面長に見えやすい容姿をしていました。
ある日、その男子に”顔長くね?なんか人参みたいだね。”と言われます。そこにみんなが便乗して、僕の名前は人参に変わりました。給食に人参が出るたびに、彼らは僕のことを見て笑い、英語の授業で人参のワードが出るたびに、僕のことを見て、笑う。
人の目が怖くなるような生活を送っていました。
鏡で自分の顔を見るのも怖い、鏡で顔を見ると怖いから、なるべく自分の顔は見ない。写真はなるべく映らないように。そういう風にひっそりと暮らすことに決心しました。
家に帰っても親に言えず、ただただ顔が長く生まれてきた自分の顔を恨む…大切に育ててくれた両親に申し訳ない気持ちになりながら、日々生活しました。
当然、自分は自分の容姿に自信を持つことができませんでした。モテたのは、頭がいいとか、スポーツができたからなのか…悔しい、自分は先天的なイケメンの部類ではなかったのかとショックを受けます。
更にショックだったのは、仲がいいなと思っていた同じ野球チームの友達にも同様の扱いをされ、人を信じれず、学校に行くのが辛くなりました。野球に行っても、友達にバカにされる。
学校や野球には行きましたが、やはりどこかで自分は仲間に許容されていないんじゃないか、居場所がないんじゃないかと考えるようになりました。
幸い、いじめとはいっても身体的ないじめではなく、精神的ないじめだったため、学校や野球には行くことはできました。
しかし、このままいじめられたままも嫌だし、友達は裏切るけど、ゲームや勉強、スポーツは自分を裏切らないはずだと考え、ひたすらそれらに打ち込みます。また、それらは長期的に見て、必ず役に立つと考えていました。
例えば、ゲームであれば、新しく出会う友達との共通点に、勉強は受験などに、スポーツはスポーツ選手になる選択肢の際になどといった感じです。
その時から、”物事を短期的な目線ではなく、長期的に考える”ことができていました。
また、人に嫌われるとこんなに不快な思いをするんだ。。と悟った僕はなるべく人に嫌われないようにするにはどうしたらいいのか、人に好かれるためにはどうしたらいいのか、とにかく毎日そればかり考えていました。
もう2度と人に嫌われたりしたくない。自分の本心を隠したり、本音が言えない。故にDaisukeくんは優しいね。と言われることが増えました。優しいねではなく優しい”だけ”だねという含み言葉だったことも知らずに。
モテへの執着の始まり
“モテる”という行為を経験してしまった僕は、ずっとモテたい、人から評価されるには?を考えた先に、勉強とスポーツができて、モテた経験から、やっぱり勉強とスポーツには力を入れるべき。という結論になります。
自分をブサイクだと思い込んだ当時の僕が考える、今後モテるためのベクトルは、
①勉強ができ、そのままいい大学に入って、いい企業に入り、大金を稼いでモテる
②スポーツができるだけで、チヤホヤされるスポーツ選手になる
これでした。
これを読んでいるあなたも同じようなことを1度は考えたことがあるのではないでしょうか。
①と②の実現確率を考えた時に、僕はより確率の高い①を選択することに決めました。
もちろん、②の選択肢にも憧れがありましたが、自分がなれそうな確率が低いことと、全人口から見た絶対数が少ない、全国レベルの野球少年と試合をし、レベルの高さに驚いたという観点から、自分がモテるためのロードマップは①しかないと考えました。
そこから、①を達成するために、小学校では成績や先生からの評価が上がりやすい学級委員になり、効率の良い勉強の仕方や先生からの気に入られ方を自分なりに考えました。小学校は良い評価が得られたところで何も得られませんが、優等生になるためのマインドセットとノウハウは手に入れた気がしました。
中学校に入り、成績が高校入試に影響することから、より一層勉強をガチで取り組み、少しでも成績を上げたい一心で生徒会に入ることを決意します。
生徒会に入るためには、選挙があり、僕が最も嫌だった写真撮影があります。しかし、この先モテるためだったら、何でもいいや。その思いで顔が長く切り取られた写真を数週間、学校に晒すことになります。”何であいつが…”、”顔長いのに頑張ってるな”恐らく陰ではそう言われたことでしょう。でも、みんなにどう思われようと僕が企んでいるのは、将来のモテです。
”自分が主人公であるべき”で、他人なんてどうでもいい。人を傷つけることは避けて、自分の願望や野望を最優先に。
自分が主人公であるというマインドが非常に重要です。
そして、選挙の末、無事に生徒会に。”これで内申点が上げられる。また、モテに近づけた。”ホッとしました。モテへの切符を入れた気がしました。そして、野球の方も、地元で優勝し、全国大会直前くらいまでいけるチームのレギュラーになることもできました。
かなり先のモテを見据えて行動していましたが、
その過程でも
スポーツでは、朝礼で表彰され、
勉強でも成績が可視化される機会があったので、周囲から尊敬され、
コミュニティー内でのヒエラルキーを上げることに成功し、中学校でも数人に告白されることがありました。
※ヒエラルキーを上げるとは、集団内での自分の立場を上げることです。会社組織でいえば、社長になったり、昇進するみたいなイメージです。女性は人を従える度量と統率力に惹かれます。
数人に想いを寄せられた僕は、ある程度自信がついたのか、とあるバスケ部の女の子に告白をし、付き合うことができました。
ですが、付き合ってデートしても、何をしても良いのか分からず、手を繋ぐために、彼女が隣を歩いているのにも関わらず、”手を繋いでいい?”の一言を言うのが恥ずかし過ぎて、隣にいる彼女にメールで”手を繋いでいい?”と許可を取るくらい奥手でした。
”今まで失敗をしたことがない人生”だったので、人から拒絶をされたり、断られたりすることに対して、非常に臆病になっていました。
※これは社会人になって、失敗をすることを恐れる、失敗をしてこなかったから、人に聞けない、プライドが許さないというマインドセットになっている人をよく見かけます。
だから、人気の高い女の子に自分からアプローチできない。
告白はされるけど、正直自分のタイプではない。学校で可愛いとされるような子には言い寄られていない。付き合えていない。
そういう女の子と付き合っているのは、どちらかというと自分のように勉強は頑張っていない、でもスポーツはできるヤンキー系のサッカー部や野球部の友達。
彼らは自分から可愛い女の子にアプローチしていました。
要は”失敗のリスクを取れる強いオスが美女の隣にいれる”ということにこの時は気づけませんでした。
自分の考える理想のモテは、可愛い子から言い寄られることだったので、モテとは、
勉強×スポーツの掛け算の総量で決まらないのか?
やはり、可愛い女の子の男性の評価基準は、
顔>>>勉強×スポーツ
なのか…そう感じました。
それでも”じゃ、モテを諦めて努力するのをやめる?”と自問自答しても、答えはもちろんNo。
更に、今は美女の相手がヤンキーでも、将来的な美女の相手は俺だよ。と自分に言い聞かせました。
後で美味しい思いをする。ショートケーキの苺は最後に食べる派です。
生徒会もやり抜き、部活がありながらも塾には朝から晩まで通い詰め、勉強も最終的にはほぼオール5。
志望していた進学校の高校にも難なく入学。
いい高校に入れば、そのままいい大学にもいけるだろうと。人生勝ったな。と考えていました。
しかし、部活に入った後、先輩や先生から話を聞くと、意外と進学校に入っても、世間的に良い大学だねと言われる大学に入れる生徒は想像よりも少ないことを知ります。
意外と高校でも手は抜けないのか…また気が引き締まるような想いで日常を送らないといけないのか…モテへの道のりは長いし、労力がかかる。そう思いました。
全くモテない高校生活
高校では、どちらかというと下位層で入学したため、最初のテストは特に精を出しました。
すると、最初のテストでほぼクラス1位、学年でも上位という成績になりました。周囲からもあの人頭良いんだというイメージが浸透します。
そのイメージを守りたいがために、ひたすら勉強、どハマりした硬式テニス。高校生のうちは、モテはいよいよどうでもいいかな。と考えるほどに。
そんな生活を続けていると、中学までは女の子と話せていた自分が、全く女の子と話せない。目を見て話すのが怖い、話せても顔が赤くなる。何を話したらいいのか分からない。という状態になっていました。本当は女の子と話したいけど、クールぶるしか方法がない。
でも、いよいよ高校生だし、たまに出かける機会や休日に塾に行く機会も増えたので、お洒落やヘアセットもした方がいいのかな?と思い、高校生段階で、床屋→美容院に変更。
お洒落は結局何も分からず、母親が買ってきたライトオンの服を当時流行っていたアウトドアの肩掛けバックとマンハッタンポーテージのリュックサックを購入するぐらいしかできませんでした。
とはいえ、勉強とスポーツ頑張っていれば、誰かが自分に話しかけてくれる。振り向いてくれる。そんな淡い希望を持ち、無事に3年間が終了しました。
放課後、女の子と手を繋いだり、自転車の2ケツをしたり、文化祭後、体育祭後にいい感じになる予定でしたが、全て実現できませんでした。
結局、無事にガリ勉スポーツマンとなった僕は、早稲田大学に入学が決まり、大学でこそはモテにリソースを割こうと決意します。
“まあ、世間ではそれなりに名のある大学だし、恐らく大学ではモテるだろう。今まで幾多の徹夜をして、頑張ってきて本当に良かった。”
そう思い、入学に向けての準備をします。
ターニングポイントと大失敗の大学生デビュー
非モテあるあるですが、僕は外見に気を遣っている人をダサい、イケてない、つまり先天的な素材で勝負しないことがかっこ悪いと考えていました。今考えると、モテるために必死な人を軽蔑していたんだと思います。例えば、ワックスを使ったり、ピアスをしたり、スキンケアをするなど。なんか女々しいなと。
しかし、そんなことを考えている時に、仲の良い友達の1人がパーマをかけて、日々カッコよくなっていったり、周囲の反応が変わるのを実感しました。
やっぱり見た目は大事だよな。変なプライドは捨てて、その友達に色々聞いて、教えてもらう。そう考えて、色々話を聞きました。
高校で全く青春ができず、モテなかった僕は高校卒業の寸前に自分を変えようとパーマをかけにいきます。
その結果、パーマは自分の思い描いていたパーマの出来とは程遠く、イメージとしては芸人のパパイヤ鈴木のように、かなりパーマが強めの髪型になっていました。当然、美容師さんのどうですか?に当然の苦笑い。帰り道はかかったパーマを櫛で溶かしながら、パーマをかけたことを後悔。号泣しながら、帰りました。
そして、親にもパーマをかけることを内緒にしていたので、親にバレる恥ずかしさもありながら、どうしたらいいのか相談。後日、再度かけ直してもらうことにしましたが、納得のいく仕上がりになりませんでした。
しかし、それをきっかけに自分の顔をよく見る機会が増え、この変な髪型をカバーするにはどうしたらいいのか真剣に考えるようになりました。
パーマで縦にボリュームが出てしまっている髪の毛をどうにかして抑えたいから、ドライヤーで抑えて潰して、逆にサイドは下からドライヤーを当てまくる。すると自分の顔が卵形に近づきます。更に縦長だから、目元くらいまで髪の毛がないと、顔が縦長に見えるかもしれない。と自分なりに仮説を立てて、髪を伸ばしてからカットするなど試行錯誤をしました。自分の家の洗面台の鏡と1日何時間格闘して、自分の顔と向き合ったかわかりません。
時には、鏡を見ているとほっぺに比較的大きなほくろがあることに気づき、気になってしまった結果、皮膚科に行って取ってもらいたいと考えましたが、お金がかかることや両親にそれを伝えて、皮膚科に行くことが恥ずかしいと思い、自分自身でほっぺのほくろを出血しながらも、挟みで取りました。それくらい自分の顔面を良くすることに執着しました。
また、顔面を良くしてもファッションがイマイチでは良くないと思い、大学入学までに貯めたお金をファッションに投資し、
高い金額のもの=モテるという安直な考えのもと、10万円の時計やNIKEのエアマックス、奇抜に見えるチェックのTシャツなどにお金を使い、髪の毛もパーマに更に茶髪を導入。
流石にこれである程度はモテるんじゃないか、陽キャの仲間入りだと意気揚々で大学に入学します。サークルは自分のこれまでの身の丈に合わないキラキラしたインカレのテニスサークルと高校から始めたテニスに更に磨きをかけるために理工系の硬式テニスの部活(実際はサークルだけど、ほぼ部活)に入ります。
しかしながら、結論モテませんし、お洒落だねとか髪の毛かっこいいなんて、一言も言われません。
今まで貯めてきたお金、それを貯めるのに費やした時間、全てが無駄になったように感じました。
更にこれまで自分が頑張ってきた学業で手に入れた学歴もモテに関しては、全くワークせず、スポーツができても、友人関係は築けますが、それでモテるということはなく、幼少期から計画していたモテるためのロードマップの雲行きが怪しくなります。
–
①勉強ができ、そのままいい大学に入って、いい企業に入り、大金を稼いでモテる
–
当初計画していたこのプランは本当に合っているのか??
良い大学に入っても結局モテないのか。良いキャリアは築けても結局お金がないとモテないんじゃないか??でも、学生だから収入に限界はあるし、どうしたらいいんだ…
これまでモテに費やしたサンクコストは計り知れません。結局、モテるためには、別の価値も必要になるんじゃないか?結局、大学にいる人たちは同じ学歴だし、そのコミュニティの中では特に学歴で目立てるわけではない。
ただ、サークルでモテている人もおり、その人たちの共通点は自分から女の子にアプローチするというところでした。しかし、自分には自分からアプローチする度胸もなく、女の子から好意を伝えてほしい。という受け身のスタンスで、失敗が怖い、嫌われるのが怖い。そんなマインドセットだったため、女の子から言い寄られるような外見になるかお金を稼ぐことくらいしか思いつきませんでした。
外見は限界があるけど、お金なら限界はないなと考え、次はお金なのかな…いつになったらモテるのだろうか。そんな風に考える日々が始まります。
※サンクコストとは、すでに支払ってしまって戻ってこない時間やお金のこと。対象に使ったサンクコストが大きくなればなるほど、その対象への固執が大きくなること。恋愛におけるサンクコストのかけ過ぎは悪手なので注意が必要。
思考の末、たどり着いた先は投資でした。
投資は当時、地元で投資をやっている知人に教えてもらい、ひたすら投資付けの日々。
投資は元手が必要なので、自分の1ヶ月のバイト代を元手にフルベットして、1日で溶かしてしまい、友達と遊びたくても遊べない。電車代もケチって、定期券外はなるべく歩く、毎日100円のマクドナルドのチキンクリスプで生活。
自分なりに、研究用のチャートを自分で書いて、いろんな手法を研究したりしましたが、また給料日にバイト代を溶かす、働くの繰り返し。
しかし、自分だけでやるのに限界が差して、プロの投資家もいるコミュニティで教えてもらえる環境にお金を使ったり、セミナーに参加したり、知人を紹介してもらったり、ありとあらゆる手段をプロに教わって、気づいたら7万円→500万円になっていました。
自己流はナンセンス。ここでプロから教わる重要性に気づきます。
お金も余裕が出てきたので、ハイブランドを買ってみたり、夜のお店にも行ってみたりしました。
そして、周りのバイトしてる友達がバカらしく思ってしまい、態度にも出ていたのか友達も離れていきました。
フェンディー、ドンペリ、ルブタン、、
聞き慣れないワードを口づさんで、ブランドネームに価値を感じる。正直、優越感に浸っていました。
これなら、流石にモテるでしょ、、というかモテてくれ!頼む。藁にもすがる想いです。
しかし、現実はそう甘くありません。
モテも友達も離れていく。
”あれ、自分モテてる??”
“なんか孤独だな。。”
投資である程度うまくいって、お金もそこまで気にせず学生ながら、月に平均して、30-40万稼げている状態。
ハイブランドも身につけてみたけど、全くモテない。おかしい。ハイブランドを持って、夜の街に顔を出した自分をイケてると思い込みたいが、中身は非モテのまま。
何がモテを加速させるのか分からないまま、時は進みます。
度重なる絶望、そして転落
結局、お金があってもモテない。学歴があってもモテない。自分は何をしたらいいのか分からず、絶望していました。
更にここで、投資でも失敗。500万に膨らんだ元手をより増やしたいという欲からギャンブルをしてしまい、2日程度で全て0に。ちなみに実は翌年にも別の取引を行い、160万ほど損失を出しています。それ以降、実働をちゃんとしてから、投資に手を出そうと決めました。
ショックで学校にも行けず、周りは将来に向けて、活動する中、自分は何もしていない。
頭にあるのは、モテたいという願望だけ。
自分のやりたいことってなんだろう。頭を空っぽにした時にやはり脳裏にあるのはモテたい。
そんなことを思いながら、ショックで寝込んでいる時にとある映像クリエイターの動画をyoutubeで見ました。映像に出てくる綺麗な景色、撮影方法のインスピレーション、編集の仕方、映像と音楽とのハメ方、自分の知らない世界に感動をしました。人生でこんなに心が動いたのは初めてかもしれません。
この時に見た映像がカッコよくて、鳥肌が立つほど感動しました。チャンネル登録者は数十万人。恐らくこれで生計を立てているんだろうなと。
この映像を自分で撮れるようになりたい。この映像を撮れずに人生を終えたら、絶対に後悔する。
“やりたいなと思ったことに本気で取り組んでみよう”
そう決心し、カメラの世界に足を踏み入れました。当時持っていたクリスチャンルブタンの鞄を質屋で売り、25万円のカメラを購入。鞄を売っても足りないものは、ローンを組んで購入。
“何かを得たいのであれば、何かを捨てなければならない。”という投資家の方からいただいた助言で鞄を売るという行為は容易にできました。
カメラも同じように、自分で買ったけど結局使い方が分からなかったり、効率よく学習するために、投資と同様、プロに教われる環境を探しました。
しかし、カメラマンに教わる環境があっても、当時の自分には、中々資金がなく、借金も100万ほどしている状態だったので、新しい投資は中々難しい状態でした。
しかし、自分でやると効率が悪いと知っていたので、働きながら学べる環境はないかとネットで検索をします。プロに学ばないと失うリソースの損失は計り知れません。
カメラを学べる環境は、動画編集のバイト、スナップ写真のアルバイトなど様々ありました。
そんな中で、誰もが知っているような大手出版社の動画編集のバイトを見つけます。
経験者優遇という表記があり、ダメ元で面接を受けますが、とある映像を見て感動したこと、今まで投資で生活をしていたこと、どうしてもこういう映像を撮らないと自分はこの先後悔すること、お金を出してでも学びたいけど、自分にはお金がなく学べないこと、今は実績もスキルもないけど、絶対に事業に貢献することを熱意を持ってお話ししたら、雇っていただくことができました。
この出会いには本当に感謝しています。
そして、学びながら、お金を稼ぎ、更にブーストをかけるため、カメラのサロンに入会して、知識やスキルを身につけて、交流会などで案件を取ってくることができるまで成長できました。趣味でも良く街にカメラの友達とスナップなども撮りに行きました。
カメラを始めたいと思ったきっかけになった動画までのクオリティーには及びませんが、ある程度の動画は作れるようになりましたし、YouTubeでも0から数万人のチャンネルを運用するカメラマンや動画編集者に成長することもできました。
インフルエンサーのMVを作り、それが何十万回も再生されたり、個人でも仕事を取れるようにもなりました。
しかし、カメラマンを突き詰めたり、業界の話を聞くと、やはり時間や経済的に豊かではないという話を聞き、自分の中で思い描いていた理想ではないかもしれないなと思い、途中でカメラマンの活動を停止します。
そこで、ふと、
“そもそも自分はなんのために生きてるんだっけ??”
と自問自答します。
“あ、モテるためだった。”
“でも、今自分はモテてる?”
“モテるどころか、将来は何も決まっていないし、仕事で疲弊している”
モテたいという手段に一直線ではない自分がいるような気がして、自分の行動と目的の不一致に気づきました。
しかし、カメラの活動をするには、時間がかかりました。原因はサンクコストです。これまで自分がお気に入りだった鞄を売って、買ったカメラ、そのカメラの活動にかけてきた時間を相当なものでした。故にカメラという分野に対しての執着がありました。
また、今後これに賭けると思っていた対象を変えてもいいのだろうかという気持ちもありました。
サンクコストは恋愛だけでなく、自分の人生のあらゆることに影響します。引き際も大事です。
本当の試練
学歴もある、お金もある、一般的にモテに必要なステータスと思われるものを持っても、結局モテないということに気づいた僕は、結局はその人自体に価値があるかどうか、ステータスを剥がした時の自分に魅力があるのかという薄々気づいていたところと向き合うことになります。これが本当の試練です。結局はその人も人間力勝負なのかなと。
女性と出会うための分母が圧倒的に不足していた僕はマッチングアプリを始めます。
今でこそ、アプリのカメラマンをやっていますが、当時は自分の写真を撮るのが嫌い、そもそも自分の顔があまり好きではないという状態だったため、自分自身の写真は当然なく、仕方なく実家で撮った自撮りでアプリをしていました。
しかし、出会えても業者やあまり可愛くない女性や年配の方、ひどい時は、業者の人にホテルでお金を請求されても、何も言えずに、バイト代を払う。僕のアプリ初期はそんなスタートでした。
しかし、モテないとは言え、彼女は何人か作れてきたはずなので、顔面がそこまで壊滅的ではないはず。もう少しマシな女性とマッチしてもいいのでは?と考え、アプリの攻略法をネットで調べたりしました。
すると、Twitterでモテや男磨き、ナンパについて発信している界隈があることに気づきました。そこでは、出会った初日にホテルに行く、彼女が複数人いる。自分からしたら、都市伝説なのではないかと思う情報が飛び交っていました。
“どうせ嘘だろ”
と思い、ネットサーフィンしていましたが、読み進めていくうちに、自分と同じような境遇からモテ男になっていく様にリアリティがあって、ナンパとかではなくても、アプリで沢山の女性と会ったりぐらいなら、自分にもできるんじゃないかと思うようになりました。
そして、その界隈の情報を読み進めていくうちに、僕も同じように写真撮影サービスをされている方を発見します。
評判も良かったので、写真撮影とアプリの運用方法についても教えていただきたいと思い、即申し込み。その方もナンパなどをされている方だったので、当日怖い人が来るのではないかなと思いましたが、思いの外爽やかな好青年の方が来ました。
お陰様で、当日やっていたtinderは数時間で100like以上、アプリの運用方法も教えていただいたので、メッセージなども順調にでき、デートも量産できました。
そして、アプリを経て、自分に自信がつき、もっと自分を向上していきたいと考え、オンライン、オフライン問わず、女性にアプローチをしていき、ナイトクラブやストリートで女性に声をかけ、更に挑戦していきます。
撮影サービスの誕生
撮影サービスは非常に良かったのですが、個人的に思うことが幾つかありました。
・カメラマンの方は、爽やかでいい人だったが、外見的に本当にモテるのかな?という疑問。
・カメラマンの方が自分の思うお洒落ではなかった。少なくとも自分の方がお洒落ではないかと思ってしまった。
・写真は撮っていただけたが、枚数や撮影場所のロケーションが少ない。
・撮影中の会話が少なく、少し緊張してしまった。
・自分の外見に対してのアドバイス、恋愛に対してのアドバイス。
・カメラマンをやっている自分からすると、写真の撮り方や色味の編集が微妙。
上記の問題点が解消されたり、+aのサービス(写真撮影に来る方は、特に初心者が多いと思うので)があるとより良いサービスになるのではないかと思いました。
そして、このサービスを受けた他の方も自分と同じようなことを思った方や感じた方はきっといるのではないかと考えました。
※何か新規サービスを考える時は、一度サービスを自分自身が受けてみて、自分が考えるそのサービスの改善点をブラッシュアップしたものをサービス化するのが良いと考えています。
自分で受けたサービスの改善点は自分の持っている既存の価値で解消できる部分が特に多かったと感じたため、試験的に500円で撮影サービスを開始したところ、無名にも関わらず、1ヶ月で50名ほどの方からご依頼をいただきました。
利益度外視で行い、当初はカフェ代も負担していたので、ほぼ赤字でした。
そこで、サービスをプレサービスではなく、本格的なサービスに改善し、募集開始のタイミング3分で20件を超える方からご依頼をいただくまでになりました。
そして、撮影のスキルを高めていくと同時に僕自身の外見、恋愛スキルも高めていきました。
外見で言えば、
◾️ヘアスタイリング
サラサラマッシュ
↓
スパイラルマッシュ
↓
ハイトーンサラサラマッシュ
↓
ハイトーンスパイラルマッシュ
↓
黒髪センターパート
↓
ハイライトセンターパート
↓
シルバーセンターパート
↓
ローライトセンターパート自分の外見が最大化する外見を追求するために、髪型や髪色を複数回に渡って変えています。
◾️メイク
日焼け止めすらも塗ったことがない
↓
自分の顔の弱点をカバーするメイクができるように
◾️スキンケア
色黒、スポーツ少年、ズボラ肌
↓
肌タイプ診断を経て、適切なアイテム選び、知識投資、渡韓し、美容治療、美容鍼やピーリングを定期的に
↓
美白、メイクいらず、ほぼ毎日日焼け止めのみの生活
◾️ファッション
チェックシャツにスキニー、どこにいる大学生
↓
TPOや女性の好みに合わせたスタイリングが可能に
◾️ボディメイク
ヒョロガリ体型
↓
ボクシング、ボディメイクを始め、細マッチョへ
■恋愛
彼女がいなければデート相手はいない、デートができても、失敗ばかり、ご飯食べて解散。良い人止まり。
↓
その気になれば、いつでも女性とデートできる状態へ、出会えばほとんどの女性と良好な関係が築ける
これらを行うために、
費用としては2,000万以上、時間としては7年以上かけてきました。
もちろん、必要のない投資やかけすぎた時間もあります。
これらの投資を経て得た、具体的な結果としては、
・tinderで月1,000マッチ
・tappleでたったの2hでいいねカンスト
・pairsで500+
・withで初日で1,000いいねover
・東カレで月4,000マッチ
・出会った女性は300人以上
・街やクラブで女性に逆ナンされる
・多数の女性と関係を持つ
・ビジネスで年商6,000万
・アプリカメラマンを5名プロデュース
・有名インフルエンサーの写真撮影、多数担当
・撮影は常に1ヶ月待ち
もういつでも女性とデートできるし、付き合おうと思えば、大体の女性であれば失敗しない自信があります。
その他にもここには書けないような経験も沢山してきました。
そして、僕の現在は、地上波に出演していたり、日本武道館でも講演の経験がある有名アニメのopやedを歌っていた元アイドルと交際しています。
※ご本人記載許可済み
※その肩書きは交際後に知りました。
自己流は事故流
ここまで読み進めていただいた方にはお分かりいただけたかと思いますが、ここに来るまでに僕は沢山の失敗をしてきました。
肌はニキビもあり、食生活もおろそかだったためボロボロ、シミもある。眉毛もボサボサ。服はダサい、そして自分がダサいということに気づいていない、ダサいままデートに行き、惨敗。ヘアスタイリングもダサい。そして、ストレスで気づいたら、ハゲている。
※グロ画像失礼します。
でも、このままでいいのか?モテない人生で終わっていいのか?そんな人生親が泣くよ?
そう思い、必死に行動しまくった結果、
運良く、人よりも結果を出すことができましたが、よく考えると沢山の遠回りや無駄な自己投資をしていきました。
まさに自己流は事故流です。
今でこそ、その失敗を経験したからこそ、その経験から人にアドバイスができたり、失敗に寄り添うことができますが、もっと早く格上から教わっていれば、外見、コミュニケーション、ビジネス、もっと早く結果を出すことができたのではないかと思います。
そうやって、自分の価値を高めていく過程で、僕の恩師に
“Daisukeは撮影しかしていないよね?撮影が終わった後のその人のこと考えたことある?”
と指摘されました。
確かに考えたことはありますし、この人はいいね数が増えたり、マッチすることは恐らくできる。
しかし、実際に女性と会った時に会話や外見でマイナスを喰らってしまい、恐らく女性とより良い関係を築いていくのは難しそうだな。と感じることも多々ありました。
そして、その顧客の方が躓くことに対してのアドバイスができたり、経験があるにも関わらず、野放しにしてしまっていた状態なので、サービスの改善を恩師の方と進めました。
ビジネスも気づいたら、自己流でやっていましたが、恩師と二人三脚でサービスの改善に努めたところ、よりサービスが良くなり、結果を出せるお客様も以前より増え、お陰様で業界No.1のクライアント実績と1,000名以上の方(マンツーマン撮影のみで)を撮影させていただいております。
“顧客の未来を考える”
ということに今まで以上に向き合った瞬間でした。
そういった経緯から、どうしたら顧客の方がより良い結果を出せるかということを考え抜いた結果、ファッションのスタイリングができる、写真が撮れる、そんな専用の環境を作り、男性の外見作りを理論的に指導する資格であるメンズ顔タイプアドバイザーの資格を取り、
現在は自身の恋愛の経験を生かし、外見やアプリ、恋愛に関するカウンセリングや個別コンサルティングを行っております。
実際に個別コンサルを受けてくださった方は、
・芸能事務所にスカウト
・アプリいいね数3,000over
・アプリいいね数初日で1,000over多数
・経営者の方が芸能事務所のモデルを彼女に
・アプリでグラビアアイドルの女性と出会う
・23年間、彼女がいなかった男性が元アイドルと交際
・恋愛での成功体験を生かし、ビジネスで月収100万超え
・29年間、恋愛経験がなかった男性が約2ヶ月で初彼女を作る
・アプリでいいね数5未満だった男性が外見改善後、トウカレでバラランカーに
・36年間、恋愛をしていなかった男性がアプリで出会った女性と結婚を前提に交際
・元モデル、総フォロワー15万人以上のインスタグラマーの女性とデート※その他にも多数のご報告をいただいております。
Case.1 20代前半 23年間彼女無しの状態からアプリ開始後1ヶ月で元アイドルを彼女に。
Case.2 20代中盤 with初日500いいね、アプリ内で女性からのメッセージが捌ききれない状態に。
Case.3 20代中盤 with初日1,000いいね、アプリ内で女性からのメッセージが捌ききれない状態に。
Case.4 20代後半 tapple数時間で99いいねカンスト、毎日女性と電話、デートが組める状態に。
Case.5 20代前半 with1,000いいね
Case.6 アプリ初日1,000いいね超、外見や恋愛の成功体験を経て、副業で最高月収100万。
Case.7 30代後半 初日でwith700いいね超
Case.8 30代前半 with初日で1,000いいね
Case.9 30代前半男性 / 6month
僕の理念
これまでの経験を踏まえて、僕が今後大切にしていきたい理念があります。
外見を変える。
写真を変える。
人生を変える。
その中でも、僕と同じようにモテたくて勉強やお金稼ぎに全振りしてきたけど、結局モテない人、根が優しいが故に女の子にいい人止まりになってしまう、外見改善をしてきたけど、遠回りで自分に似合う服や髪型が分からない。
そんな人の人生を変えていきたいです。
外見改善に終わりはありませんが、現状の外見をより良くするためにかかる時間は、早い人でたったの1日で変われます。
写真撮影に終わりはありませんが、より良い写真を撮り、正しいアプリの運用方法を知れば、1日でアプリで1,000いいねを獲得し、毎週デートに行ける、その気になれば毎日デートが組めるという状況も可能です。
人生を変える、人生をより豊かにするということに終わりはありませんが、多くの方がこの人生を変える、豊かにするということにフォーカスできていないのではないかと感じます。
ほとんどの方が会社員や学生の方だと思いますので、決められたルールや環境の中で時間や金銭に拘束されて、やりたいことができていない、なんとなくやらないといけないからと本当に自分のやりたいことから目を背けている男性が多いと思います。
僕からすると、そんなやりたいことができない人生でいいの??自分の願望や欲望を抑えつける人生でいいの??と思ってしまいます。
この記事を読んでいるほとんどの方が、女性と遊びたい、可愛い彼女を作りたい、カッコ良いと言われたい、そう思っている人がほとんどだと思います。
そして、そのフェーズで悩んでいたり、女性に固執している人が多過ぎる気がします。もちろん僕自身もそのフェーズで20数年間生きてきましたし、今後また女性にフルコミットする機会が出るかもしれません。
しかし、実際問題、あなたの人生を豊かにするのは女性でしょうか??他にやりたいことはありませんか??
もしあるのであれば、外見や女性に対する悩みは早々に片付けて、本来自分がコミットしたいことに命をかけて、取り組むべきです。歳をとっても尚、女性に振り回される人生でいいのでしょうか??振り回されるよりも振り回す側に行きたくありませんか??
できる限り早く女性に対する執着を無くし、本当にやりたいことに打ち込んでいる男性は素敵だなと思いますし、男女問わず、年齢問わず、リスペクトされます。これまで様々な格上経営者、モデル、インフルエンサーと絡んできた僕が言うのですから、間違いありません。
恋愛をするのももちろん楽しいですが、やっぱり自分を磨いている瞬間や新しいことに挑戦している自分でありたいと思います。そちらの方が変にモテるためにどうのこうのと考えるよりもモテると考えています。
人間関係の本質は価値提供にあると思います。
つまり、人間関係をより良くするには、日々自分の価値を積み上げていくべきです。まさに自分磨き、僕らは男性なので、男磨き。僕が単に外見コンサルや恋愛コンサルを名乗らない理由は、男は外見だけでもダメだし、恋愛スキルだけでもダメ。男性に必要なスキルを上げることに価値があると考えているため、男磨きにフォーカスしています。
そして、そこには僕がこれまでたくさんの時間、お金、人脈、運で勝ち取った唯一無二のsense(センス)が必要である。
そういった想いから、男磨きサロンsense を立ち上げました。
今の僕は、過去の昔と同じように外見や恋愛で悩んでいる方々をサポートし、自信のない方を前向きにさせたり、男磨きの楽しさを知ったり、男磨きがきっかけで人生が豊かになる。そんな環境作りを行い、その規模をどんどん大きくしていきたいです。
そして、一通り自分がコミットできたなと思ったら、次のやりたいことをやり抜く、そんな人生を僕と一緒に追いませんか?
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
Daisuke